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梛(なぎ)は、マキ科の常緑高木。針葉樹でありながら、広葉樹のような幅の広い葉をもちます。その葉には、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。その独特の構造のため、梛の葉は、横には簡単に裂くことができますが、縦にはなかなかちぎることができません。その丈夫さにあやかって縁が切れないようにとのお守りや、梛という名が「凪(なぎ)」に通じることから、漁師や船乗りにも葉をお守りにする習慣があり、この葉には、人生という航海を平穏無事に送れますようにという願いも込められるようになりました。
さて、詳細はブログや会報に載せましたが、東京の経堂天祖神社で遭遇した隼が、素戔嗚尊のお使いだったことで、山本光輝が京都の「隼神社」に参拝しました。同じ境内の左側には「元祇園社」と呼ばれている「梛木神社」が鎮座。
「梛木神社」は、869年3月に京での疫病流行により播磨国広峰神社から牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請して鎮疫祭を行った際、牛頭天王の分霊をのせた神輿を梛の林中に置いて祀ったのが創祀です。
牛頭天王は、疫病に利益があるとされる神仏習合の神で、日本神話で有名な荒ぶる神 素戔嗚尊と同一視されています。
驚いた山本光輝は、この神社の方に話を伺い、梛の葉や実を沢山いただいて帰って参りました。
そして、この葉を押し葉にして牛頭天王(素戔嗚尊)にあやかり「疫病退散」のお守りにしようと思い立ち、一枚一枚願いを込めて「いろは」を揮毫致しました。
どうぞ皆様のお役に立ちますように。
尚、金額の設定は弥勒(みろく)に因んでおります。
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